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「カイダラ」!、YouTubeはノーチェックでした。その2 [KAYDARA]

前記事の続きです。
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映画「KAYDARA:カイダラ」のメイキング映像です。実際に納屋で映画「マトリクス」を作ろうとした彼らの映像制作の全貌です。2時間10分ほどのロングバージョンですが是非ご覧ください。

この映画、ほとんどのシーン(映画後半のアポロ・ストリートの廃ビルでのカイダラと救世主、そしてエージェントの三つ巴のバトルのロケシーン以外)は納屋(の過壁面に設置した合成用のブルーバックの前)で俳優の演技を撮影しています。それを3DCGでつくった背景、別撮りのミニチュア・プロップ、水を使った効果シーンなどと合成して映画のシーンを完成させています。
なるほどこの方法なら巨大なセットとかあまり使わなくても納屋でも撮影可能ですね。
しかしポストプロダクションの合成処理は大変ですね。彼らは3ds MaxとAfter Effectsあたりのツールを使用しているのかな・・・・・
膨大な映像素材全体の色味を補正したり、空気感を出す為にスモークを後から合成したり、モニターのCGI表示を合成したり・・・・そりゃ6年もの時間がかかるわけですよ。
まったくもって頭が下がります。

そう言えば話は変わりますが、最近Sneak Peek Scene(こそっと本編映像を覗き見)公開したイアン・ヒュバート監督の「Project London」(オープンソースの3DCGツールBlenderでなんとVFXをやっちゃっている映画)の合成映像も「カイダラ」に劣らず半端じゃなかったです。この映画「Project London」も公開が待ち遠しいです。
▽映画Project London公式サイト
http://projectlondonmovie.com/
そうそう!、イアンはBlender Instituteの次回オープンムービー「プロジェクト・マンゴー」でも監督をすることになってます。(実写+3DCGのVFXファンとしては期待!)

■記事参考書籍

3ds Max 環境効果 2 - 基本機能でおこなう 火、水、地形、大気の作成 -

3ds Max 環境効果 2 - 基本機能でおこなう 火、水、地形、大気の作成 -

  • 作者: Pete Draper
  • 出版社/メーカー: ボーンデジタル
  • 発売日: 2009/08/22
  • メディア: 単行本



Adobe After Effects トレーニングブック サンプルデータを触りながら学べるハンズオン形式の解説書

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  • 作者: 高橋篤史
  • 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: 単行本



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