LibreOffice 3.6、C++ Runtime Error からの脱出! [OOo/LibO]
まもなく正式リリースされるLibreOffice最新メジャーバージョンアップ版LibreOffice 3.6.0。
そのリリース候補評価版(RC2)をようやく当方のWindows7 64bit環境に導入しました。
実は、Macではすでに3.6のRC2を使っていたので、さほどものめずらしさは感じないのですが、私のPC環境(Windows7 64bit)では今までインストールしてもエラーで起動できませんでした。
それがようやく動いたのでちょっと感動です!
3.6の起動スプラッシュは3.5系に比べてよりポップで鮮やかな、グリーン一色になりました。
それに伴ってスタートセンターもグリーン基調の画面になりました。ネットでもこの変更については意見が賛否両論に分かれますが、私はこの変更についてはいいと思いますv。
3.6の新しい機能については▽コチラを見ていただくとして
http://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/3.6/ja
ここでは、不具合で起動できなかったLibreOffice 3.6が(β1~RC2)が如何にして起動できるようになったのかということについて報告しましょう。
実際の不具合の報告の流れは▽こちらにあります。
https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=51252
最初3.6の評価テストをするために開発版(LOdev)をインストールしました。
インストールは正常に出来ましたが、当方のWindows7(64bit)環境ではLibreOffice3.6.0β1、β2ともに"Microsoft Visual C++ Runtime Library Runtime Error !"というメッセージが表示されて起動出来ませんでした。
C++ランタイムは全てインストール済みです。
試しにランタイムの入れ直しをやってみたり、ネットで色々調べてみましたが、原因はちょっと判りませんでした。
当然ですがその時点で他のOS(Mac、ubuntu)にインストールした3.6の開発版では問題なく起動出来ていました。
その間にも、TDFがβ(開発)版をRC(リリース候補)版に格上げしたので、今度は大丈夫かなと思いつつ、私もRC1をインストールしてみました。
結果はβ版の状況と変わらず、ランタイムエラーのダイアログを吐いて沈黙するだけ・・・・
次のRC2でも状況は変わらず・・・
仕方なくアンインストールして3.5を入れなおし。この辺で3.6については私は諦めモードに・・・。
3.5系では問題なく起動できるのでいったい何がいけないのか判断出来ません。
さて、解決の糸口は、先のバグ報告サイトで発見した興味深い報告からでした。
どうやらユーザープロファイルを削除または移動すると3.6が起動するといういう報告が・・・・
なるほど、アドホック的な裏技を使うようです。
LibreOfficeのユーザープロファイルが格納されているフォルダの場所は次のとおりです。
XPの場合 C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\LibreOffice
Win7の場合 C:\Users\<username>\AppData\Roaming\LibreOffice
※<username>にはそれぞれのユーザー名が入ります。
早速、「プログラムとファイルの検索」窓に削除したいファイルのアドレスを打ち込んで、LibreOfficeフォルダとβ版で作成されたLOdevフォルダを削除しました。
その後、再度LibreOffice3.6RC2をインストール。
おお、見事!、無事に起動しました。
ついでにCAD系アドオンを追加してLibreOffice 3.6での動作確認もできました。
◇8月11日 追記◇
3.6.0の正式版でもこの問題は残っているようです。
3.6で拡張機能の登録方法が変わって高速化されたのですが、この変更が症状の原因のようです。
三週間後ぐらいにリリース予定の3.6.1では既に修正済みなのでそちらを待ってから導入するというのもいいかも。
□LibreOffice関連書籍□
そのリリース候補評価版(RC2)をようやく当方のWindows7 64bit環境に導入しました。
実は、Macではすでに3.6のRC2を使っていたので、さほどものめずらしさは感じないのですが、私のPC環境(Windows7 64bit)では今までインストールしてもエラーで起動できませんでした。
それがようやく動いたのでちょっと感動です!
3.6の起動スプラッシュは3.5系に比べてよりポップで鮮やかな、グリーン一色になりました。
それに伴ってスタートセンターもグリーン基調の画面になりました。ネットでもこの変更については意見が賛否両論に分かれますが、私はこの変更についてはいいと思いますv。
3.6の新しい機能については▽コチラを見ていただくとして
http://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/3.6/ja
ここでは、不具合で起動できなかったLibreOffice 3.6が(β1~RC2)が如何にして起動できるようになったのかということについて報告しましょう。
実際の不具合の報告の流れは▽こちらにあります。
https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=51252
最初3.6の評価テストをするために開発版(LOdev)をインストールしました。
インストールは正常に出来ましたが、当方のWindows7(64bit)環境ではLibreOffice3.6.0β1、β2ともに"Microsoft Visual C++ Runtime Library Runtime Error !"というメッセージが表示されて起動出来ませんでした。
C++ランタイムは全てインストール済みです。
試しにランタイムの入れ直しをやってみたり、ネットで色々調べてみましたが、原因はちょっと判りませんでした。
当然ですがその時点で他のOS(Mac、ubuntu)にインストールした3.6の開発版では問題なく起動出来ていました。
その間にも、TDFがβ(開発)版をRC(リリース候補)版に格上げしたので、今度は大丈夫かなと思いつつ、私もRC1をインストールしてみました。
結果はβ版の状況と変わらず、ランタイムエラーのダイアログを吐いて沈黙するだけ・・・・
次のRC2でも状況は変わらず・・・
仕方なくアンインストールして3.5を入れなおし。この辺で3.6については私は諦めモードに・・・。
3.5系では問題なく起動できるのでいったい何がいけないのか判断出来ません。
さて、解決の糸口は、先のバグ報告サイトで発見した興味深い報告からでした。
どうやらユーザープロファイルを削除または移動すると3.6が起動するといういう報告が・・・・
なるほど、アドホック的な裏技を使うようです。
LibreOfficeのユーザープロファイルが格納されているフォルダの場所は次のとおりです。
XPの場合 C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\LibreOffice
Win7の場合 C:\Users\<username>\AppData\Roaming\LibreOffice
※<username>にはそれぞれのユーザー名が入ります。
早速、「プログラムとファイルの検索」窓に削除したいファイルのアドレスを打ち込んで、LibreOfficeフォルダとβ版で作成されたLOdevフォルダを削除しました。
その後、再度LibreOffice3.6RC2をインストール。
おお、見事!、無事に起動しました。
ついでにCAD系アドオンを追加してLibreOffice 3.6での動作確認もできました。
◇8月11日 追記◇
3.6.0の正式版でもこの問題は残っているようです。
3.6で拡張機能の登録方法が変わって高速化されたのですが、この変更が症状の原因のようです。
三週間後ぐらいにリリース予定の3.6.1では既に修正済みなのでそちらを待ってから導入するというのもいいかも。
□LibreOffice関連書籍□
導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~
- 作者: 大森規克、菅井義之、堀脇千福、noa出版
- 出版社/メーカー: noa出版
- 発売日: 2012/03/29
- メディア: 新書
しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!
- 作者: noa出版
- 出版社/メーカー: noa出版
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 新書
タグ:LibreOffice
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