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LibreOffice mini Conference 2013 Japan/Spring [OOo/LibO]

先週の土曜日は東京の明星大学で恒例のオープンソースカンファレンス Tokyo/Springが開催されましたが、今回はその特別企画として"朝から晩までLibreOffice について話そうという会"「LibreOffice mini Conference 2013 Japan/Spring」が併催されました。
私もlibreOffice日本語チーム/特定非営利法人OpenOffice.org日本ユーザー会の一員としてカンファレンスに参加してきました。
私自身もセミナー枠をいただいていたので、昨年私が執筆した解説書の内容に則したお話をさせていただきました。
セミナータイトルは「LibreOffice補完計画」(笑)
LbreOfficeをより便利に使うための拡張機能や外部連携アプリの紹介というLibreOfficeの周辺に的を絞ったお話をしました。
hokan.png
ニコ生もされたので観た人も多いと思いますが、観てない人もたぶん後日ビデオアーカイブがニコ動で公開されると思います。

あと私が話した内容についてはこの書籍をお買い求めいただければ詳細がわかると思います。興味のある方は是非お買い求めください。

実務で使えるLibreOffice

実務で使えるLibreOffice

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/10/12
  • メディア: 大型本



タグ:LibreOffice

書籍「実務で使えるLibreOffice」発売!! [OOo/LibO]

以前、ちょっとフライング気味で告知したLinreOfficeの解説書籍「実務で使えるLibreOffice」が全国書店にて発売されました。

実務で使えるLibreOffice

実務で使えるLibreOffice

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/10/12
  • メディア: 大型本


そこでインターネットで検索すると色々なところでニュースになっていたんでご報告

まずはユーザー会からのニュース
http://sourceforge.jp/forum/forum.php?forum_id=30041

出版元の翔泳社の新刊ニュース
http://sourceforge.jp/forum/forum.php?forum_id=30041

執筆者でもある株式会社アシストのニュースリリース
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1197845_1217.html

以下はアシストのニュースリリースが元だと思う記事
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121011/prl12101112490024-n1.htm

ライブドア ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/7034378/

東京バーゲンマニア
http://bg-mania.jp/other/a01_prtimes/2012/10/11078926.html

インフォシーク・楽天ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000271_000000666

ZD net Japan
http://japan.zdnet.com/release/30028706/

マピオンニュース
http://www.mapion.co.jp/news/release/000000271.000000666-all/

などなど数多くのサイトでニュースとして流れていました。
これがみなさんの目に止まって購入に繋がっていくと嬉しいのですが。



実務で使えるLibreOffice

実務で使えるLibreOffice

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/10/12
  • メディア: 大型本



タグ:LibreOffice

速報!LibreOfficeの新しい解説書 [OOo/LibO]

来月10月12日、LibreOfficeの解説書が翔泳社から発売します。
OpenOffice.orgを扱う書籍は多いのですが、なかなかLibreOffice向けというのは少なかっただけにこれはうれしいです。
と言うか、実は私も執筆者の一人です。
私はプレゼンテーションソフトImpressの章の一部と、図形描画ソフトDrawの章担当しました。
よくある基本機能の解説ではなくて、どちらかと言うと応用編的な内容で、他のアプリとの連携などについてもかなり書きました。

ですので、なかなか他の解説書ではお目にかかれないような、実務や業務に沿った内容の解説書にこの本は仕上がっています。

本のタイトルは実務で使えるLibreOffice

すでにアマゾンでは予約が始まっています。

▽アマゾンの紹介文より
内容紹介
無料のオフィスソフトを実務で使う方法を徹底解説! LibreOfficeは、ワープロ(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)、データベース(Base)、図形描画(Draw)など、ビジネスで必要な機能を揃えた無料オフィスソフトの定番です。本書では、Writerによるドキュメント作成のポイントや電子化、差し込み印刷、Calcによる住所録や請求書の作成、給与計算、データ解析、Impressによるプレゼンテーション作成など、LibreOfficeの主要機能を実務で徹底的に活用する方法を紹介します。また、MS Officeとの互換性や違い、Tipsなども解説。付属CD-ROMにはLibreOfficeとサンプルファイルを収録しているので、すぐに使い始められます。


大型本: 480ページ
出版社: 翔泳社 (2012/10/12)
言語 日本語
ISBN-10: 4798127981
ISBN-13: 978-4798127989
発売日: 2012/10/12


皆さん是非買ってください!




実務で使えるLibreOffice

実務で使えるLibreOffice

  • 作者: 鎌滝 雅久、松井 幹彦、松宮 哲、玉越 正樹、榎 真治、谷 列樹 著
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/10/12
  • メディア: 大型本



LibreOffice@ニコニコ動画 [OOo/LibO]

まもなく3.6.1がリリースされるLibreOfficeですが、今月最初の週に京都でおこなわれたオープンソースカンファレンス(OSC2012京都)でLibreOffice日本語チームがおこなったセミナーが、ニコ動にアップされていました。
LibreOffice 3.6の新機能について興味のある方は是非ご覧ください。
- LibreOffice紹介と最近の動向について(OSC2012京都) -


導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

  • 作者: 大森規克、菅井義之、堀脇千福、noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2012/03/29
  • メディア: 新書



しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

  • 作者: noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 新書



タグ:LibreOffice

Apache OpenOffice 3.4.1リリース [OOo/LibO]

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「言語対応を強化したメンテナンスリリース「Apache OpenOffice 3.4.1」が公開」とあるように、The Apache OpenOffice Projectは8月23日、最新版「Apache OpenOffice 3.4.1」を公開しました。
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今回リリースされたのはApacheに開発が移ってから初のメンテナンスリリース版であり、3.4.0で見つかったバグ修正、言語サポートの拡充、プラットフォーム互換性などが強化されているとのこと。
確かに3.4.0では未翻訳だった新機能の部分も今回の3.4.1では日本語化されているようですし、Windows版はWindows 8対応も強化されているとのこと。
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△3.4.0では英語だった[線]ダイアログの「角と端の形状」で線端の編集項目が日本語になっている。

※Apache OpenOffice 関連※
▽The Apache OpenOffice Project
http://www.openoffice.org/

▽Apache OpenOfficeのダウンロード
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_openofficeorg.mirror/


すぐわかる OpenOffice.org 3

すぐわかる OpenOffice.org 3

  • 作者: 松井幹彦
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/02/18
  • メディア: 大型本



ひと目でわかるOpenOffice.org 3

ひと目でわかるOpenOffice.org 3

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 単行本



オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版 (DVD付)

オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版 (DVD付)

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: 大型本



しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

  • 作者: noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 新書



LibreOffice 3.6、C++ Runtime Error からの脱出! [OOo/LibO]

まもなく正式リリースされるLibreOffice最新メジャーバージョンアップ版LibreOffice 3.6.0。
そのリリース候補評価版(RC2)をようやく当方のWindows7 64bit環境に導入しました。

実は、Macではすでに3.6のRC2を使っていたので、さほどものめずらしさは感じないのですが、私のPC環境(Windows7 64bit)では今までインストールしてもエラーで起動できませんでした。
それがようやく動いたのでちょっと感動です!

3.6の起動スプラッシュは3.5系に比べてよりポップで鮮やかな、グリーン一色になりました。
intro.png
それに伴ってスタートセンターもグリーン基調の画面になりました。ネットでもこの変更については意見が賛否両論に分かれますが、私はこの変更についてはいいと思いますv。
212.png
3.6の新しい機能については▽コチラを見ていただくとして
http://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/3.6/ja

ここでは、不具合で起動できなかったLibreOffice 3.6が(β1~RC2)が如何にして起動できるようになったのかということについて報告しましょう。

実際の不具合の報告の流れは▽こちらにあります。
https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=51252

最初3.6の評価テストをするために開発版(LOdev)をインストールしました。
インストールは正常に出来ましたが、当方のWindows7(64bit)環境ではLibreOffice3.6.0β1、β2ともに"Microsoft Visual C++ Runtime Library Runtime Error !"というメッセージが表示されて起動出来ませんでした。
122.png
C++ランタイムは全てインストール済みです。
runtime.png
試しにランタイムの入れ直しをやってみたり、ネットで色々調べてみましたが、原因はちょっと判りませんでした。

当然ですがその時点で他のOS(Mac、ubuntu)にインストールした3.6の開発版では問題なく起動出来ていました。

その間にも、TDFがβ(開発)版をRC(リリース候補)版に格上げしたので、今度は大丈夫かなと思いつつ、私もRC1をインストールしてみました。
結果はβ版の状況と変わらず、ランタイムエラーのダイアログを吐いて沈黙するだけ・・・・
次のRC2でも状況は変わらず・・・
仕方なくアンインストールして3.5を入れなおし。この辺で3.6については私は諦めモードに・・・。
3.5系では問題なく起動できるのでいったい何がいけないのか判断出来ません。


さて、解決の糸口は、先のバグ報告サイトで発見した興味深い報告からでした。
どうやらユーザープロファイルを削除または移動すると3.6が起動するといういう報告が・・・・


なるほど、アドホック的な裏技を使うようです。

LibreOfficeのユーザープロファイルが格納されているフォルダの場所は次のとおりです。
XPの場合 C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\LibreOffice
Win7の場合 C:\Users\<username>\AppData\Roaming\LibreOffice
※<username>にはそれぞれのユーザー名が入ります。

早速、「プログラムとファイルの検索」窓に削除したいファイルのアドレスを打ち込んで、LibreOfficeフォルダとβ版で作成されたLOdevフォルダを削除しました。
その後、再度LibreOffice3.6RC2をインストール。

おお、見事!、無事に起動しました。
661.png
ついでにCAD系アドオンを追加してLibreOffice 3.6での動作確認もできました。

◇8月11日 追記◇
3.6.0の正式版でもこの問題は残っているようです。
3.6で拡張機能の登録方法が変わって高速化されたのですが、この変更が症状の原因のようです。
三週間後ぐらいにリリース予定の3.6.1では既に修正済みなのでそちらを待ってから導入するというのもいいかも。


□LibreOffice関連書籍□

導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

  • 作者: 大森規克、菅井義之、堀脇千福、noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2012/03/29
  • メディア: 新書



しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

  • 作者: noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 新書


タグ:LibreOffice

5月12日は名古屋でLibreOffice! [OOo/LibO]

http://www.ospn.jp/osc2012-nagoya/
今年も、私のお膝元でもある名古屋でオープンソースカンファレンスが(2012年5月11日(金)※ 13:00~17:45と5月12日(土) 10:00-16:50 <※金曜日はセミナーのみの>)開催されます。
今回は昨年までの夏と違い春の開催となります。会場は昨年と同じ名古屋国際センターです。
毎回ごとながら当然私も所属している、特定非営利活動法人OpenOffice.org日本ユーザー会BLUG.JP(Blender Users Group of Japan)も土曜日はブース参加します。
そして、最近ネットや雑誌などでも無料のオフィスソフトとしてOpenOffice.orgに替わって注目されはじめている「LibreOffice」、その日本語チームも早春の東京初出展に続いて、名古屋初の出展となります。
今回実は私LibreOffice 日本語チームの名古屋のブース出展の責任者となります(笑)。
LibO.JPG
ということでゴールデンウイーク明けでみなさん忙しいでしょうが、ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。


しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

しっかり学べる!OpenOffice.org&LibreOffice 初めての人も!使っている人も!これ1冊でOK!

  • 作者: noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 新書



導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

導入事例に学ぶ!LibreOffice移行ガイド ~Microsoft Officeのりかえノウハウ集~

  • 作者: 大森規克、菅井義之、堀脇千福、noa出版
  • 出版社/メーカー: noa出版
  • 発売日: 2012/03/29
  • メディア: 新書



オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版 (DVD付)

オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版 (DVD付)

  • 作者: 鎌滝 雅久
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: 大型本



もう一つの選択?!、WLO「White Label Office 3.3.1」登場! [OOo/LibO]

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オラクルが OpenOffice.org をアパッチに寄贈してからは、LibreOfficeにすっかりその座を奪われた感じで、しかもOpenOffice.orgの最新版リリースも無く最近ではほとんど目にしなくなったOpenOffice.orgですがここにきてちょっとした動きがありました。
Team OpenOffice.orgによるオラクル時代のOpenOffice.org3.3.0のセキュリティアップデート版とも言うべき3.3.1の登場です!と、言いたいところなんですがTeam OpenOffice.orgとアパッチ間での名称の権利の問題がありまして、「White Label Office 3.3.1」という名前のものがリリースされるようです。なんかややこしいことになってきていますね。本家とか分家とか元祖とか色々あるのも自由な選択肢の一つではありますが。(笑)
私も早速、最終のリリース評価版を入手して入れてみました。(とりあえず日本語版はありませんので英語版を入手。)
White Label Office 3.3.1のダウンロードは下▼のTeam OpenOffice.orgの英語サイトから入手できます。
http://teamopenoffice.org/en/
ダウンロードした圧縮ファイルをクリックするとデスクトップに解凍してインストーラーが起動するのはOpenOffice.orgやその派生版LibreOfficeと挙動はまったく同じです。
001.png
日本語表示はされませんが、OpenOffice.orgを今まで何度もインストールしていて使っていたので、さほど困ることも無くすんなりインストールが完了しました。
003.png
デスクトップのショートカットアイコンもオラクル版OpenOffice.org3.3.0そのもの。
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しかしスタートセンターで表示される各機能のアイコンはSUN時代のものというなぜか奇妙な「ニコイチ」な変な感じです。
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とりあえずcalcを起動してみます。表示が英語ということ意外はOpenOffice.org3.3.0そのままです。違うのは名前だけ?(笑)
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ところで「ホワイトラベル」という名前をネットで調べると相手先ブランドで商品やサービスを提供するという意味では、OEM (original equipment manufacturing)とほぼ同義語とか、カジノなどのギャンブラー用語を語源に、正規のライセンスを受ていないものを出すのに正規ライセンサーのバックアップを受けておこなう云々といったような意味のことがらをちらほらと見つけました。
なるほどねぇ・・・・そういうことだったんですね。
LibreOfficeだけじゃなくて、ここでも商標関連で色々あるわけですね。
まあ、私は名前を見て黒ラベルとか、グリーンラベルなんて某ビールメーカーの銘柄をイメージしてしまいましたが。
メリークリスマス!
いやぁ~、酒がうまい(笑)。

緊急出版『OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド』発売開始! [OOo/LibO]

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特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会の出版ワーキンググループが緊急出版する最新刊『OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド』が11月20日発売開始!

章ごとWebで閲覧していただくのは無料だったのですが、まとめて読みたい方にPDFのダウンロード版として本日より販売を開始します。販売価格は300円(PayPalによる決済)となります。

▽『OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド』完成版書籍(PDF)のダウンロード購入はこちらのURLから出来ます。
http://pub.oooug.jp/guide/migration/0_0_0/index.html

著者は、ASCII.jp連載 『いっとけ!Ubuntu道場!』でも有名なUbuntu Japanese Team あわしろいくや氏と、OpenOffice.org日本ユーザー会理事長 鎌滝雅久氏。
本書では、LibreOfficeの誕生とその経緯、OpenOffice.orgとの機能の違いやLibreOfficeの新機能などについて、3部構成で詳しく紹介しています。

今までOpenOffice.org使っていた方で、LibreOfficeへの移行を考えている人は、是非この機会にお買い求めください。

◇特定非営利活動法人OpenOffice.org日本ユーザー会◇
http://oooug.jp/
タグ:OOo/LibO

OpenOffice.org日本ユーザー会、「Web出版サイト」ベータ公開のお知らせ #ohayo #twigujo #libo #oooja [OOo/LibO]

おはようございます。
私ども「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」では本日、8月19日からOpenOffice.orgとLibreOfficeに関する情報をWeb出版の形で提供いたします。
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前々から水面下で準備してきましたがようやく皆さんにお見せする事が出来ました。
いよいよ本格始動開始です。
今後もよりよい情報提供を心がけていきますのでよろしくお願いします。
▼以下ニュースリリースより
報道関係者各位

2011年8月19日
特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会

OpenOffice.org日本ユーザー会、「Web出版サイト」ベータ公開のお知らせ

「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」(所在地:東京都千代田区、理事長:鎌滝雅久)は、8月19日からOpenOffice.orgとLibreOfficeに関する情報をWeb出版の形で提供いたします。

(サマリー)
「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」(以下文章中は「OpenOffice.org日本ユーザー会」)は、8月19日からWeb出版のサイトをベータ公開し、「逆引きマニュアル-Calc編」および「逆引きマニュアル-Writer編」の2つの出版物の提供を開始します。Webサイトでの閲覧は無料、セクションや章単位でのダウンロードは100円~300円の課金を予定しています。また、緊急出版として「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」を近日中に刊行(同300円)する予定です。

■web出版事業の概要

● 出版ワーキンググループの目指すもの

この数年で、オフィス文書(ワープロ、表計算、プレゼンなど)を扱う環境は大きく変化しています。OpenOffice.orgやGoogle ドキュメントが登場したことで、Microsoft一社が独占していたオフィスソフトの状況は一転したといって良いでしょう。ユーザーは、複数の手段から選択し、また、使い分けることができるようになりました。 しかし、ソフトの解説書やテンプレート集などの周辺環境は、まだ大きな差があります。書店の棚は、依然としてMicrosoft Office一色です。これを少しでも改善することがOpenOffice.org日本ユーザー会出版ワーキンググループの使命だと考えています。 幸いなことに、電子出版の流れが大きくなってきています。これまでは、版元を通さなくては、まともな書籍は出版できませんでした。しかし、低価格で質の高い書籍を、(志さえあれば)誰でも出版できるという世界に変わりつつあります。OpenOffice.org日本ユーザー会の出版ワーキンググループは、その先駆けとしての役割を果たしていきたいと思います。

(1) どんな本を作っていったら良いか

いま求められているのは、OpenOffice.org やその派生ソフトであるLibreOffice の解説書です。OpenOffice.orgの解説書についてはすでに何冊か出版されていますが、簡単に導入手順を紹介するという入門書がほとんどです。一方ExcelをはじめとするMicrosoft Officeの解説書を見ると、様々な人に向けて、様々な角度から解説書が出版されています。マーケットが大きいので、分野を絞った出版物でも成り立つということでしょう。逆に言うと、OpenOffice.orgの場合には、最大のニーズに合わせても採算の見通しはきびしいことが予想されるので、総花的に機能を紹介するという以外の選択肢は選ぶことができないということだと思います。

そういった状況を打ち破るために、次のような書籍を提供していきたいと考えています。

1. オフィスソフトの入門者向きの解説書
2. すでにMicrosoft Officeを使っている人向けの解説書
3. 小学生、中学生向けの解説書
4. シニア向けの解説書
5. 商店主向けの解説書
6. 農業従事者向けの解説書
7. 小規模事業者(SOHO)向けの実用的な解説書
8. 基本機能は知っている人向けの専用機能別の解説書
9. 目的から機能の使い方を知る「逆引きマニュアル」
10. 全機能の使い方を網羅した完全マニュアル
11. マクロなどを活用して高度に利用するための上級者向け解説書
12. 開発に参加したい人のための解説書
13. 効率をアップさせるTips集
14. OpenOffice.orgのテンプレート集
    1. 手紙やFAX、定型文作成のためのテンプレート
    2. 長文作成、論文作成、書籍作成のためのテンプレート
    3. 集計、分析、データマイニングなどのテンプレート
    4. グラフ作成、図解、展示、発表のためのテンプレート
    5. 給与計算、会計処理、販売管理など実務テンプレート

何人かの専門家の意見やユーザー会スタッフからの情報などを参考に、すでに現在発売されている書籍とのバランスなども考慮して検討した結果、出版ワーキンググループが最初に提供する書籍を、上記の「9.目的から機能の使い方を知る『逆引きマニュアル』」に決定しました。

「逆引きマニュアル-Writer編」 著者:松宮哲
「逆引きマニュアル-Calc編」 著者:松井幹彦

また、緊急出版として、次の書籍の刊行を準備しています。

「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」
  著者:鎌滝雅久、あわしろいくや

(2)Web出版(電子出版)について

良質なドキュメントを確保するためには、執筆者への分配率を高めることが必要だと考えています。そのためにも、「版元を使わない出版」として、インターネットを基盤にした新しいかたちの出版を目指します。 具体的には、PDF形式によるダウンロード提供とWebサイトでの無料閲覧を組み合わせておこないます。8月19日から、下記サイトにて、コンテンツの一部をベータ公開いたします。

 http://pub.oooug.jp

(3)低価格(ゼロ円を含む)

WebサイトでのHTMLの閲覧は無料、セクション単位でのPDFダウンロードは100円、章単位でのPDFダウンロードは300円を予定しています。また、1冊単位でのPDFダウンロードは1000円となる予定です。

セクション単位や章単位でのダウンロードは、「グループ学習などの教材」や「とりあえずドキュメントを手元に残しておきたい」というような需要に応えるという面と、「投げ銭」として良質なドキュメントの提供に参加していただくという二面性をもたせることを狙っています。
オンライン決済システムとして「PayPal」を利用します。ダウンロードにあたって、会員登録などの手続きは必要ありません。PayPal口座を持っていれば、その場でダウンロードすることができます。また、PayPal口座を持っていない場合には、クレジットカードを使って支払うことが可能です。

※ なお、今後、既存の出版社と提携するという形で印刷物としての出版もおこなう可能性があります。また、数量がまとまれば、印刷と製本を外注するというパターンも検討しています。

(4) ライターや編集者の確保に向けて

版元を通さない直接販売を中心に出版活動をおこない、販売価格(ダウンロード課金)の70%を執筆者と編集者に還元します。
1冊1000円でダウンロードした場合の内訳
 400円  執筆者
 300円  編集者(ページレイアウト、HTML化などの作業、サイト管理など)
 100円  ユーザー会の運営
 100円  オープンソース活動支援
 100円  決済コストなど

(5)作成する書籍のポリシー

最後に、出版ワーキンググループで作成する書籍のポリシー4項目を挙げておきます。最初からすべての目標を達成することはできないかもしれませんが、少しずつ目標に近づけていく所存です。

1. 素人が作った同人誌のようなものではなくて、‘きちんと編集されたしっかりした書籍’であること。
2. ページレイアウトの美しさよりも、読みやすさ、分かりやすさを重視する。コンテンツ優先。

3. 読者の利便を最優先とする。そのための冗長を許す。たとえば、テキストと画像の両建てで説明する。どちらかに限定せず、必要なら、画像で説明した内容を本文でも説明するという重複を許す。
( …… 一般の書籍と少し違い、Web出版なら可能)

4. 具体的な事例を取り上げる。題材は、きちんと作り込み、‘ためにする’説明は避ける。できれば、サンプルデータのダウンロードも可能とする。

出版ワーキンググループの活動に、ご注目、ご支援のほど、よろしくお願いします。

■この件についてのお問い合わせ

 特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会
 出版ワーキンググループ 担当:松井幹彦
 info-pub@oooug.jp

■「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」について

【経歴】
2002 年5 月4 日、有志により任意団体として設立、OpenOffice.org 日本語版のリリースに協力。展示会やカンファレンスで研究発表や普及活動を行う。
2008年8月、法人化をめざしてユーザー会コミッティを組織。
2010年6月27日、設立総会。同年11月12日、認証完了。同年11月17日、法人登記。

【目的】
OpenOffice.org(オープンオフィスドットオルグ)やLibreOffice(リブレオフィス)などをはじめとするオープンソースオフィスソフトを対象に、ユーザー教育・サポート、国内外からの技術に関する情報の収集・提供、開発・利用者のコミュニティの支援等の事業を行い、その成果を社会に還元することによって、日本におけるデジタルデバイドの改善を促し公益の増進に寄与すること

※ 今回のお知らせ以外の活動については
 Webサイト http://oooug.jp/
 E-mail info@oooug.jp

※ このリリースのPDF版は以下のURLからダウンロードできます
 http://oooug.jp/NewsRelease/20110819.pdf

またOpenOffice.org日本ユーザー会では出版以外にも色々と計画中ですのでその際はよろしくお願いします。

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