超迷惑なフェイク！：ＰＲＯＪＥＣＴ　ＨＹＰＥＲ　ＢＡＬＬ：SSブログ

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超迷惑なフェイク！　[時事ニュースネタ] [編集]

中国のフェイク（ニセモノ）商品の紹介をしてきましたが、ちょっと洒落にならないフェイク映像が最近公開されました。
これはチェコの公営テレビ局CT24で放送されたものですが、（もしも）ドッキリカメラならば史上最悪のブラック・ジョークです。お天気中継用の定点カメラから核爆発が生放送されたのです。
ニュース元はEngadget Japan

朝のお天気カメラに核爆発
チェコの公営テレビ局CT24のお天気番組にて、定点カメラから中継されるのどかな田園風景が突如閃光に包まれ、キノコ雲が立ち上るさまが生放送されたというニュース。もちろん時ならぬ地上核実験や戦争が起こったわけではなく、欧州を本拠地にするアーティスト(？)なのか単なる悪ふざけ屋なのか不明な"Ztohoven"なる集団が本物のカメラ映像とフェイク画像をすり替えて放送した大がかりないたずら / アートだったとのこと。生放送のカメラ画像に偽映像を載せた方法については定点カメラのケーブルを細工したとも、また局内に協力者がいたとも伝えられるものの詳細は不明。 Ztohovenは映像中の本来なら地域名が表示される部分に自分たちのサイト名ztohoven.comを載せており、一時はアクセス過多で落ちるほどだったとのこと(現在はmyspaceページにリダイレクト中)。テレビ局側はこの「いたずら」に厳重抗議、地元の司法当局が捜査にのりだしたとも伝えられています。上の動画は30秒ほどの該当部分しかなくそのあとスタジオに戻ったのか、どのような反応があったのかもよく分からないのが残念です。おそらくお天気かニュースを読み上げていると思われる女性アナウンサーの声がキノコ雲をバックにしても変わっていないように聞こえるのは、プロフェッショナルとして褒められたものなのか失格なのか微妙なところです。たんに原稿しかみてないのかもしれません。

で映像が▼これです。

これは、やっちゃいかんでしょ！
このニュースを見てちょうどオーソン・ウェルズの宇宙戦争のラジオ放送事件を思い出しました。
宇宙戦争（ラジオ）：ウィキペディア

1938年10月30日にハロウィン特別番組として、アメリカのラジオ番組Mercury Theatre on the Airで放送された。この生放送は多くの聴取者を恐怖させ、実際の火星人侵略が進行中であると信じさせた。侵略がフィクションである旨を告げる｢お断り｣が何度もあったと言われるが、そのうちの1度は放送開始直後、残り2度は終了間際であったため、その間、聴取者側から見れば、混乱と恐怖のための時間が充分残っていた。

公共のメディアが真実か虚実が区別がつかないほど演出するのはどうかと思います。
（もっとも、核爆発のほうはクラッカーによる事件性が高いようですが）
狼少年にならないためにも・・・

・宇宙戦争関連商品