『スーパーマン・リターンズ』シリーズ１８年ぶりの映画化：ＰＲＯＪＥＣＴ　ＨＹＰＥＲ　ＢＡＬＬ：SSブログ

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『スーパーマン・リターンズ』シリーズ１８年ぶりの映画化　[アニメ] [編集]

最近の作品でも、ＴＶドラマシリーズでは若き日のクラーク・ケントを描いた『ヤング・スーパーマン』や、『新スーパーマン』などあります。
しかし、映画化はと言うとクリストファー・リーヴ主演の『スーパーマン４最強の敵』（1987）以来作られていません。
アメコミ作品の映画化やリメイク版の製作が日常のハリウッド映画界で、１８年間新作が作られなかったのが不思議です。
何はともあれ、「スーパーマン」の新作映画の登場で、期待感いっぱいです。

スーパーマンリターンズ特別版

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日: 2006/12/22
メディア: DVD

『スーパーマン・リターンズ』公式サイトはこちら

さて、『スーパーマン・リターンズ』についての話題は他のサイトでも多く語られていますので、マニアックな（？）ここでは別の「スーパーマン」について話しましょう。（笑）
皆さんはフライシャー兄弟をご存知ですか？
きっと、知らない人も多いでしょう。
実は、この兄弟の製作した「スーパーマン」がスゴイのです。
兄の名前は、マックス・フライシャー(Max Fleischer)、弟はデイヴ・フライシャー(Dave Fleischer)、彼らは、第二次大戦前のアメリカで活躍した有名なアニメ作家です。（代表作品は『ポパイ』）
フライシャー兄弟は1921年にアニメーション制作会社フライシャー・スタジオを設立し、1942年1月にパラマウント映画に買収されるまで同兄弟により経営されました。
また、人間の演技をアニメーションで再現するロトスコープという画期的な発明でも有名です。

フライシャー・スタジオについての詳細はこちらをご覧ください。

ロトスコープをふんだんに使った「スーパーマン」はフライシャー兄弟の最高傑作です。
とても戦前の作品とは思えないくらいグレードが高いです。
アニメ作家の宮崎駿氏もこの作品からかなりインスパイアされているようですネ（笑）。

Superman: The Mechanical Monsters