おめでとう!新海誠監督 [アニメ]
今年の春劇場公開された新海誠監督のアニメーション映画『秒速5センチメートル』が、11月13日にオーストラリア・ブリスベンにて行われたアジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Award)にて「Best Animated Feature Film(最優秀アニメーション映画賞)」を受賞したそうです。
(c)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
Asia Pacific Screen Awardとは今回アニメーション部門には、新海監督作品のほか、原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』、中国のアニメーションで古典作品『西遊記』を原作とした『THE BIG FIGHTING BETWEEN WUKONG AND GOD ERLANG』の3作品がノミネートされていたようです。
国際映画製作者連盟とユネスコ、およびCNNインターナショナルの協力によって運営されているAsia Pacific Screen Awardは、1954年から毎年アジア・太平洋地域の何処かの国もしくは地域で持ち回り開催されている歴史ある賞で、受賞の対象となる国は世界70カ国・地域に及よび、監督賞、脚本賞、男優賞、女優賞の個人賞のほか、長編映画部門が映画賞、アニメーション映画賞、ドキュメンタリー映画賞、子供向け映画賞の4つに分かれている。
私が思う新海作品の魅力は、ジブリ作品などのような巨大プロダクション製作のエンターテーメント作品とは違って、小粒ながらも作品全体を通じてのきめ細かさと、優しさに包まれた作品であるということと、あまずっぱい青春の幼さ(というか世間(巨大資本)に毒されていない未完成さと未熟さ(笑))を感じることです。
この感覚は新海監督がアニメーションの個人作家出身だというのも原因かもしれません。 (あと私が贔屓している理由を挙げるとしたら彼がLightWaveユーザーであるという点ですネ。(^_^メ))
DVD化されている前作2作品『ほしのこえ』と『雲のむこう、約束の場所』もとても素敵な作品でした。 これを機会に(今晩あたり)、もう一度DVDを観ようかな(笑)。
ちなみに嫁は彼のデビューのきっかけになった自主制作作品『彼女と彼女の猫』がお気に入りのようです(笑)。
そうそう、『秒速5センチメートル』は新海監督自ら執筆した小説も出版されています。
■関連サイト
「Other voices-遠い声-」:新海誠監督 公式サイト
アジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Award)
『小説・秒速5センチメートル』特設ページ
■新海監督関連
昨晩、ふとパソコンに保存してある「秒速5センチメートル」が見たくなり、デスクの前に座ってこの記事を見つけました。
シンクロニシティー?
by ギャラット (2007-11-18 21:23)
どうもギャラットさん
そうです。シンクロニシティーです。(この言葉聞くの久しぶりだなぁ)
あなたとはきっと腐れ縁なのですヨ!(ホッホッホ!)
by daywalker (2007-11-18 21:36)