米国、メキシコの合作SF映画 [映画 TVドラマほか]
アレックス・リヴェラ監督・脚本のSF映画『スリープ・ディーラー』というのをご存知ですか?
実はこの映画の脚本が、2002年サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞したことで映画化資金が集まり、ようやく完成したアメリカ・メキシコの合作映画です。
ストーリーは、未来を舞台にした悲恋のラブストーリーで、2008サンダンス映画祭ではウォルド・ソルト脚本賞(イリノイ州シカゴ出身で『セルピコ 』『真夜中のカーボーイ』の脚本で有名なウォルド・ソルトの名前に由来する脚本賞)およびアルフレッド・P・スローン賞(ゼネラルモーターズ元会長の財団由来の名称で科学やテクノロジーを主題とするか、もしくは、科学者、エンジニア、数学者が主要登場人物の作品に贈られる)をダブル受賞しています。
近未来、ネット接続で(メキシコからアメリカという)遠隔地におけるロボットを操作して働く作業者という設定がとてもCOOLに描かれているようです。映画『マトリクス』などのサイバーパンク物や、士郎正宗のマンガが好きな私にとっては、この作品たまりませんね(笑)。
とりあえず、サンダンス・NHK国際映像作家賞作は、必ずNHKによって放送もしくは上映されると思いますので期待しましょう。
Sleep Dealer trailer
“Sleep Dealer”
監督: Alex Rivera (米国/メキシコ)
出演: ルイス・フェルナンド・ペーニャ, レオノア・バレラ, ジェイコブ・バルガス, Tenoch Huerta, Metztli Adamina
■映画Sleep Dealer公式サイト(英語 )
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