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ほしいな~!、『Blade Runner』のデッカード・ブラスター [TOY・雑貨・小物(ガジェット)]

 映画『Blade Runner』に出てくるデッカードが使っているブラスター銃(通称:デッカード・ブラスター)ですが、シド・ミードのデザインだと思っていましたが、実は誰がこの銃をデザインしたのか不明なのです。

シド・ミードもデザインを行ったが、没となっている。シド版のデッカードブラスターはヘアドライヤーに似た風貌である為、これが没になった理由であるとも受け取られている。 その上、この銃をめぐってはガレジキット・メーカーから様々な種類のレプリカが製作されているが、正式な資料が存在しない為、謎の銃として人気が有る。なお、その実態が非常に不明確なステージガンであると言われている事は、モデラーや、マニア、映画関係者などの間では映画公開後から非常に有名な話で、当の配給会社や制作会社自身もこの銃に関しては正確にその実態を把握していない(従って版権許諾も堂々とできない状態であるため、2007年現在、事実上の版権フリーのようなグレーゾーン状態にある。但し、そのレプリカ自身には、レプリカ自体に著作権が発生しており、奇妙な版権状態にあるステージガンである):Wikipedia


 この映画のためのプロップ(小道具)ガンは3つ製作されました。1つはギミック付ののアクション用、1つはアップ撮影用、もう一つは投げ捨て用のラバー製プロップ(私も実はこの投げ捨て版のレプリカを随分以前に友人から借り受けて手にした事があります。)
 で、ここにきて、【10,000セット限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム(5枚組み)DVDの発売記念なのか、日本のハートフォードというモデルガン・メーカーから、(※以前にも、プロップ風オリジナルが出ていましたが、)今回HWS M36チーフス スペシャルをベースにしたスナブ・ノーズ版が出ました。
▼写真上が今回発売されたスナブ・ノーズ版で、下が以前発売されていたプロップ風オリジナルです。

でも、ハートフォードのサイトを見るとすでに予約で完売してしまっています。(残念!再販熱望!)

 さて、デッカード・ブラスターのスナブ・ノーズ版ですが、デザインはNoeland Collins氏!
彼は映画『Blade Runner』のファン・ムービー『Blade Runner Chronicles』を製作した生粋のブレラン・フリークの方です(笑)。

               Blade Runner Chronicles

う~ん、さすがブレラン・ファン、がんばって映画の雰囲気を出していますね(笑)

 ところで話はデッカード・ブラスターに戻りますが、デッカード・ブラスターは本当に謎の多いプロップで、レプリカに版権が発生するという異常事態まで発生しています。   ブラスターのレプリカ品の決定版といえばアメリカ人のリチャード A コイル氏製のモノがその筋では有名ですが、下に紹介しているサイトでそのコイル版と、ハートフォード製版を比較することが出来ます。
Yocchi's property man:デッカードブラスター


■参考文献
デッカードブラスター『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハートフォード公式サイト
Noeland Collins:『Blade Runner Chronicles』
Yocchi's property man:映画プロップ


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