ガンズの演奏を思い出す「天国への扉」：ＰＲＯＪＥＣＴ　ＨＹＰＥＲ　ＢＡＬＬ：SSブログ

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ガンズの演奏を思い出す「天国への扉」　[映画　TVドラマほか] [編集]

「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ」死期の迫ったふたりの重病患者、マーチンとルディ。ひょんなことから病院で同室になった彼らは病棟から抜け出し、まだ見たことのない海をめざして旅に出る。が、盗んだ車にギャングの大金が積まれていたことからギャング、警察の両方から追われるはめに…。1999年に日本で公開されヒットした、ドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア：KNOCKING'ON HEAVEN'S DOOR』という作品をご存知ですか？
　そういえば映画『ブレード・ランナー』で有名なルトガー・ハウアーも出ていましたが(笑)。実はこの作品がリメイク版として再び公開されます。
　と言っても、リメイク大国(笑)の米国ハリウッドではありません。なんと邦画！なんです。
　タイトルは『ヘブンズ・ドア：HEAVEN'S DOOR』。主演は『真夜中の弥次さん喜多さん』以来４年ぶりの映画主演となるTOKIOの長瀬智也（余談ですが『真夜中の弥次さん喜多さん』は映画公開以前に観ていた天野天街（少年王者舘）が脚本・演出の２人芝居や、名古屋の知り合いも出演していた“１００人芝居”のほうが絶対的に良かったので宮藤官九郎の映画はチョットといった感じでした(笑)）、他の共演者は主人公と一緒に旅をする少女（えっ！？）に福田麻由子、そして脇を固めるのが長塚圭史、和田聰宏、黄川田将也、大倉孝二、田中泯、三浦友和らベテラン俳優陣のようですが・・・・どうやら日本版は男女だそうです。
　そしてこの映画、注目の監督は元ハリウッドVFXマンという経歴の持ち主で、今は日本国籍を取得している現代の小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）ともいうべきマイケル・アリアス。
　彼は『アニマトリックス』のプロデューサー・『鉄コン筋クリート』の監督として日本アニメの世界では有名ですが、今度は実写映画に挑戦です。彼曰く本作が初実写映画だそうです。『鉄コン筋クリート』で魅せてくれたスピードとライド感溢れる演出が、どう実写映画に活かされるか期待出来そうです。
　物語は余命わずかと宣告された青年、青山勝人（長瀬智也）と病院でであった少女春海（福田麻由子）が、思い出の海を目指して旅をする物語で、2009年新春、全国にて公開予定の作品です。
　ドイツ映画版タイトルになっている“Knocking on Heaven's Door”はボブ・ディランが1973年に発表した曲で、エリック・クラプトン、ガンズ＆ローゼズなどカバーしているミュージシャンも多い名曲です。個人的にはガンズ版が好きですが(笑)。